せっかくとった休みを利用していく旅行なのに、天気予報があいにくの雨。
雨で屋外のアクティビティが楽しめなかったり、立てていた予定を変更した経験はありませんか。
そこで今回は、雨の日におすすめの東京諸島のスポットを紹介します。

大島:伊豆大島火山博物館

伊豆大島火山博物館は、日本や世界の火山について学べる火山専門の博物館です。伊豆大島火山の歴史、火山噴火のしくみや防災に関する知識を深めることができる展示室では、地層はく離標本を観ることができます。シミュレータ・カプセルでは火山地底探検しながら楽しく学べたり、映像ホールでは大島の美しい自然と人々の生活の様子を迫力あるデジタルシネマで見ることができます。

大島:大島ふるさと体験館(椿油絞り)

大島の特産品の「椿油」は、美容油や食用油として昔から日本人に馴染みのある万能な油です。大島ふるさと体験館ではこの椿油を実際に椿の実の状態から生成する体験ができます。まず臼と杵で種を砕き、粉砕機でさらに細かくし、ふるいにかけます。そして蒸し器で加熱し、圧搾機に入れると、黄金の椿油が溢れでてきます。この自分でしぼった椿油で明日葉などの野菜を炒めて風味を味わったり、お土産に小瓶に詰めて持ち帰りスキンケア・ヘアケアを施すこともできます。

新島:勤労福祉会館(きんぷく会館)

勤労福祉会はボーリングやカラオケなどの設備があり、島のカルチャーセンター的存在の施設で、島民からは「きんぷく会館」と呼ばれています。多目的ホールには室内遊具、絵本や卓球台があり、小さい子供連れでも家族で楽しむことができ、娯楽談話室ではマンガやテレビ、無線LANが完備されているので、まったりとした島時間を過ごせます。きんぷく会館は大島や利島にもあり、島によって施設の規模や設備は違いますが、観光客でも利用することが可能です。

三宅島:三宅村レクリエーションセンター(ボルダリング)

2020年の東京オリンピックの正式種目に決定したボルダリング(スポーツクライミング)。ボルダリングとはホールドと呼ばれる石をロープなどの用具を使わずに登っていくクライミングスポーツで、年齢性別を問わず楽しめます。
三宅島では廃校になった中学校の体育館を再利用した日本最大級のクライミング施設「三宅村レクリエーションセンター」があります。初心者からトップレベルの方まで、幅広く楽しめるようにたくさんのルートが設定されており、グループでも一人でも気軽に利用できる施設です。また、第二回目となる「三宅島ボルダリング大会2019」も2019223日(土)に開催予定です。

三宅島:アカコッコ館

より多くの人に三宅島の特色ある自然を知ってもらうために設立されたアカコッコ館。三宅島に生息する生き物の展示やアカコッコなどを見ることができる水場の観察コーナー、お土産にアカコッコグッズを購入できたり、パズルや絵本を楽しめる子供コーナなどがあります。日本野鳥の会のレンジャーが常駐していることもあり、三宅島の自然について詳しく学べる施設です。

八丈島:服部屋敷

服部屋敷は江戸時代に幕府御用船を管理していた服部家の屋敷跡です。立派な玉石垣で囲われており、庭には樹齢800年の大蘇鉄があります。建物内では、「樫立踊り(都無形文化財)」と「八丈太鼓」の上演をしており、どちらも八丈島の歴史と文化を感じる見応えのあるステージです。また売店で伝統工芸品「黄八丈」のお土産品を購入できたり、喫茶店では島名産のパッションフルーツを生ジュースで味わえます。

父島:ビジターセンター

小笠原ビジターセンターは、小笠原の歴史と自然を学べる施設です。施設では、自然の保護活動やエコツーリズムの取り組みの紹介、解説員による小笠原固有の珍しい動植物やクジラ・イルカ情報等の説明、パネルや復元模型、AVを使いわかりやすく展示がされています。 また小笠原クイズや体験教室などのイベントも行われており、タコノ葉細工、レイ作り、南洋踊り体験、ハカラメはがき作りやネックレス作りなどを楽しめるプログラムもあります。

変わりやすい島の天候、突然の雨にも、室内で楽しめる各スポットでのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
見どころ満載の東京諸島へ足を運んでみてくださいね。

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