小笠原父島周辺は日本有数のホエールウォッチングスポットです。
暖かい海で繁殖をするため、多くのクジラが父島で確認されています。
ダイナミックな動きで見る人を楽しませてくれる愛らしい野生のクジラを見てみませんか。
今回は父島のホエールウォッチングの情報をお届けします。

小笠原近海で確認されている鯨類は20種類以上います。中でもザトウクジラやマッコウクジラは、父島でよく観察されています。
マッコウクジラは島から10km〜30kmの海域に生息しており、一年中見ることができますが、天候や海況が不安定な冬場より、6月〜11月頃にウォッチングツアーが多く催行されています。ザトウクジラは冬から春にかけて、繁殖と子育てのために小笠原の暖かい海にやって来ます。来遊期間は毎年12月頃から5月頃、特に2月から4月がよく見られるシーズンです。ウォッチングツアーの船に乗り、間近で「ブリーチング(ジャンプ)」や「ブロー(潮吹き)」を見ることができます。

ザトウクジラは水深200mより浅い海域で過ごすため、陸上からも観察することができます。三日月山のウェザーステーション展望台では、2月〜4月のおがさわら丸入港後、小笠原ホエールウォッチング協会スタッフによるクジラの陸上観察会が行われます。陸上での観察は船酔いの心配もなく、好きな時間に気軽に見に行くことができます。夕日のスポットとしても有名な展望台なので、沈み行く夕日と一緒にクジラを見るのもオススメです。

大迫力で愛嬌のあるクジラたちを見に、父島へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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